私は、敢えて「ペット」という言葉を使いません。なぜなら、「ペット」という言葉から連想されるのは、私達人間と同等の尊敬すべき存在というニュアンスが感じ取れないからなのです。ただ、可愛がるという上から目線の存在では無く、彼らは私達と全く同じ立場の存在であるというのが、基本的な考え方です。
飼い主様の立場は、動物に栄養のある食べ物を与え、排泄の世話をし、お散歩させたりすると同時に、その仔達の個性を尊重し、健康で幸せに暮らしていける様に配慮する意味では、人間の子供の親と変わらぬ保護者的立場だと思うのです。
一方的に世話をするだけでは無く、彼等から物心両面で助けられることもあるはずです。ですから、彼らはペット…ではなくて、紛れもなく「家族」なのです。